将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(17)が24日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第33期竜王戦(読売新聞社主催)のランキング戦3組の初戦で、畠山鎮(まもる)八段(50)に96手で勝った。
竜王戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。藤井七段はデビュー以来、竜王戦の予選にあたるランキング戦で無敗で、これまで6組、5組、4組と優勝を重ね、いずれも決勝トーナメントに進出している。
対局は午前10時に始まり、午後8時17分に終局した。終局後、藤井七段は「今期も上を目指して」と話した。畠山八段は「残念な結果ですけど、次戦以降も、しっかり立て直して頑張るしかないですね」と話した。
藤井七段の2019年度の成績(未放映のテレビ対局は除く)は48対局して38勝10敗となった。
藤井七段の次の対局は28日。第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の二次予選の決勝で、澤田真吾六段(28)と対戦する。
竜王戦は、全棋士と女流棋士4…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル